とうとうこういう日がやってきてしまった。
カメラメーカーの老舗、オリンパスの映像事業が投資ファンドに売却されるそうです。
2020年現在、安価なコンデジはスマホに淘汰され、高級路線か、プロユースのカメラしか売れなくなってきています。
さらにここ数年のソニーの台頭で、他の老舗メーカーも抜かれるという事態です。
そんな中のオリンパス映像事業売却は、時代を感じずにはいられません。
気になったので、売上比率を調べてみると、
7939億円(2019年3月期)の売上があり、映像事業はその内の487億円で、なんと6%だそうです。
約8割が医療製品で6343億円もあります。
国別売り上げも、北米と欧州で54%もあり、日本はたったの18%です。
おそらくこれも医療製品がほとんどでしょう。
コンシューマー向けのカメラも面白いの作っていたのですが、オリンパスにとって、映像事業は荷物のような存在だったのでしょうか?
今後、ミノルタとソニーの関係のように、十年ちょっとでトップへ君臨するような展開が出てきたら、それもまた面白いです。
前向きに楽しみに見守ります。