カメラ映像機器工業会(CIPA)が2月に発表した情報によりますと、2019年のデジタルカメラの出荷台数は、前年比約78%の約1522万台で、一眼レフが前年比約68%と極端に縮小したが、ミラーレスは約95%であった。交換レンズは前年比約83%の1424万本だったそうです。
2020年の出荷の見通しは、デジタルカメラ総出荷台数を前年比約76%の1167万台としていました。
コロナの影響
スマートフォンの台頭でカメラが売れなくなって久しいですが、2020年は新型コロナウイルスも大きく影響すると考えられます。
2020年初旬の見通し発表の時点で毎年25%前後の減少となっていて、同等の比率の低下を予測していたと思いますが、今年ばかりはそうもいかないと思います。
輸入も多大なる影響を受けていて、研究と開発と製造が予定通りに機能していないという状況もあると思います。
本来の2020年の見通し
各メーカーも今年は昨年まで以上に厳しい状況になりそうです。
カメラ映像機器工業会(CIPA)の予測はコロナの影響を考慮しない予測だったはずです。一般の方の外出自粛と、企業のリアルイベントの自粛等で、カメラの登場機会自体も縮小しています。今年の買い替えは見送るという方も多くなるのではないでしょうか?
最悪の場合前年比50%割れということも現実的になってくるかもしれません。
少しでもフォトグラファーの活躍機会が増えるように、活性化のお手伝いが出来ればと思っておりますので、皆様応援よろしくお願いいたします。