■撮影仕様
撮影:フォトグラファー 1名、アシスタント1名
拘束時間:6時間
納品点数:154点
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企業や団体のプロモーション活動で、
芸人さんが起用されることが多くあります。
大物の俳優やタレントの影響力も素晴らしいですが、
中堅以上のベテラン芸人さんも負けていません。
知名度はあるし、努力の度合いも、
チヤホヤされている若手アイドルに比べたら、雲泥の差かもしれません。
今回は某レース場のWebプロモーション用のタレント撮影のお話です。
ロケハンも動画チームと
本案件は元受けが大手代理店ということもあり、
全体の予算規模は大きいようです。
もちろん当社が請け負っているのはスチール部分のみですので、
特別に高い設定になっているわけではありません。
事前に、流れや場所の確認で、ロケーションハンティングがあります。
ロケハンと言っても、スチールは背景セットを組んでその場から動きませんので、
部屋の広さや、撮影範囲等を確認する必要があります。
撮影に使える候補の部屋が二つあり、それぞれを確認します。
動画チームは余ったほうの部屋を使用するというので、スチールで必要な広さのある方を選択しています。

スケジュールが巻いても対応できるように
本番のスケジュールは動画が主体です。
幸いなことに早く入って準備が出来るため、
動画収録が巻いても対応できるスケジュールを組んでいきます。
一般的な企業案件なら、2時間あれば終わってしまうものですが、
今回の場合、準備2時間、待機3時間、撮影30分という具合で、全体6時間程度取っています。
場合によっては2時間くらいまく可能性を考え、このようなスケジュール感になっています。
そう、待つのも仕事なのです。

途中途中で、何分押しですという連絡が来るため、
状況の把握はしやすく、現場環境は非常に良かったです。
芸人さんの動画収録で、時間が巻くことは考えにくく、
スケジュールを見ても、結構詰まっているため、
予想通りの展開でした。
それでも、トラブルなく進行していただけることが何よりで、
ケガをしたり、ということがあれば、撮影自体が出来なくなってしまいます。
今思うと、スチール撮影を先のスケジュールにできなかったのかな?
と思うことはありますが、仕方ないとところです。
タレントは本番のチカラが違う
ほぼ1日近く撮影をされて、だいぶお疲れのところとは思いますが、
スチール撮影の部屋にお越しいただきました。
基本は、背景の前に立っていただき、膝上のカットです。
ポーズの説明を少し行い、小道具を使っていただきながらの撮影です。
撮影企画をどこまで読み込んでいただけているかはわかりませんでしたが、撮影をしていきます。
お笑い系の芸人さんは、本番になると違います。
声量はあるし、少しの演技指導で、
それ以上の大きいパフォーマンスを、していただけます。
しっかりやり切ることが出来るというのが良いですね。
芸人さんならではのアドリブも入れていただきながら、
テンポ良くシャッターが切られていきます。
最後にスポンサーさんとの記念撮影まで行い、全行程の終了です。
大きなプロモーションに参加させていただき、非常に有意義な撮影でした。
