料理や店舗の撮影には大きく分けて2種類あるかと思います。
一つは、店舗のWebサイトやグランドメニュー用の撮影。
もう一つは飲食ポータルサイト用の取材撮影です。
実はこれ、似ているようで大きく違いがあります。
ポータルサイト用の料理撮影
ポータルサイトの取材は、1.5~2時間程度で大量に撮影しないといけないため、どうしても腰を据えて撮影が難しく、最低限の品質を保つのがやっとです。
店舗のテーブルを利用して、その周りにセッティングをするのですが、ストロボ1灯、簡単なレフ板くらいで撮影することが多いです。
角度違を全て撮影していく場合は、三脚の使用も難しい場合があります。
それでも精一杯の対応は必要ですので、見た目は一般的な料理撮影の写真のように見えると思います。
ホテルの料理やレストランメニューの料理撮影
ホテルやレストランメニューの場合、撮影用で店舗のお時間をきちんと取っていただいている場合が多いです。
さらに広報や販促担当者もいらっしゃれば、一つ一つに時間もかかります。
当然こだわりが強くなりますので、料理の作り直しなども発生してきます。
広告の物撮撮影に近いイメージですので、
ストロボも3~4灯くらいまで使用したり、他の機材も必要になり、品質を高めていくことになります。
持ち込む機材量も多くなるため、その分準備のお時間が増えますが、要望に応えていく事が出来、品質も上がります。
これはどちらが良いというお話ではなく、同じように出張で行う撮影ですが、案件内容や環境によって考え方や費用が異なってきます。
ポータルサイトはとにかく安く大量にですが、サイトの運営元よりはるかに料理へのこだわりが強いわけですから、必ずしもそれで店主が満足しているとも思えません。
レストラン料理の撮影のように、時間や照明機材をしっかり使わせていただくほうが、より精度を高めることが可能です。
プロスクルーの出張撮影はどちらにも対応可能です。
料理撮影を主体にしているカメラマンも豊富におりますので、是非お試しください。