■撮影仕様
フォトグラファー:1名|拘束時間:1時間|納品:59点|媒体:会報誌
会報誌というのは一般的な制作の世界では、限られた予算の中で作らない場合があります。
それでも表紙にはこだわりたいもので、
表紙だけはプロにお願いするというパターンも存在します。
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カメラマン泣かせの部屋
23区内の高級マンションで開業しているエステティシャン。地元ではもう長くやられていて、7年も愛されているそうです。
個人営業のエステ事業ですから、住居の一部を施術室にしているようで、撮影だけを考えると非常に狭くカメラマン泣かせです。
どうでも良い話ですが、担当者に同行してきた方は高身長でなおさら狭く感じてしまいます。
場を和ませるために
担当者と訪問し、撮影準備を行います。
あまり撮られなれていないということで、表情が硬そうに感じます。
これは腕の見せ所。とにかく場を和ませるために、あれこれと話題を投げかけていきます。
「撮影はよくありますか?」
「固くなっちゃいますよね~?」
「リラックスしてください」
なるべく相手が悪く思わない言い回しが大切です。
笑うとお顔が崩れやすい方は、ご自身の表情を理解しているため、硬い笑い方になりがちです。
それでも続けていくと、だんだんと表情が柔らかくなっていきます。
まれに「笑ってください」という方がいますが、あまりにもストレートすぎるというか、プロの言葉としては良くないかと思います。
一般人撮影では、NGワードの一つと思います。
女性の世界には女性カメラマン
エステという業種はほとんど女性の世界かと思います。
会報誌にかかわらず、店舗紹介の撮影だと肌を見せる施術シーンなども入ってきます。
こういう場合は女性のフォトグラファーを起用するのが最適です。
やはり男性と異なり、細やかな気遣い、言い回し、そして何よりも女性がどうしてほしいのかを分かっているのは非常に大きなポイントです。
今回の撮影では表情に非常に苦戦しましたが、数十枚撮影の中で数点のベストカットが撮れました。
東京や大阪、また、地方で行う場合でも、プロスクルーの技術力の高いフォトグラファーを活用することで、
良い写真のご提供とともに、移動コストも大きく削減することが可能です。