■撮影仕様
撮影:フォトグラファー 1名
拘束時間:3時間
納品:603点
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新規案件というのはとても大切です。
どんな大企業でも既存顧客だけで運営が出来る会社はありません。
もし既存顧客しかいないという会社は気を付けたほうが良いかもしれません。
弊社は非常にリピート率が高く、95%以上のお客様は繰り返し依頼をいただけていますが、
それでも永久に関係が続くわけではありません。
特に大口顧客が1社無くなるだけで、傾く会社もあるかもしれません。
予期せぬ出来事にも対応できるように、
常に新規のお客様は大切にしていく必要があると思います。
今回はそんな新規のお客様の1回目のリピート時の、役員撮影のお話です。
同じフォトグラファーで出来ない
新規のお客様の場合、不慣れな方も多いので、
2回目も同じフォトグラファーで行うことが多いです。
もちろんスケジュールが合うかどうかにもよりますし、
地方で場所が変わる場合は出来ません。
今回指定された日は、役員撮影のため、
候補日ではなく、完全に指定された日程でした。
前回のフォトグラファーのスケジュールが合わず
別のフォトグラファーで撮影を行うことになりました。
前回とは別のフォトグラファーで行うことを、お客様に伝えるわけですが、
撮影側が気にしすぎているだけなのかもしれません。
意外なことに、お客様は気にされていませんでした。
とはいえ、別のフォトグラファーを起用するとこによって、撮影の感じは変わることがありますので、
少しフォローが必要になってきます。
この別のフォトグラファーで行うことは、
お客様が撮影をかじっている人かどうかによって感じ方が異なるようです。
ディレクターのような方だと、同じ人の方が話しやすいという方もいます。
![撮影イメージ](https://proscrew.co.jp/pscw-wp/wp-content/uploads/2023/09/pixta_67270219_XL-1024x680.jpg)
撮影のセッティング
撮影内容は、役員の無地背景のポートレートですので、基本的なセオリーは存在します。
そのためさほど難しいことでは無いです。
![撮影イメージ](https://proscrew.co.jp/pscw-wp/wp-content/uploads/2023/09/pixta_14837411_XL-1024x683.jpg)
実はこの撮影、初回に費用を抑えることも踏まえ、背景紙を使用していません。
もともと白壁を利用する予定でした。
ところが訪問すると、白い壁がありません。
そこで仕方なく、プロジェクター用のスクリーンを使用しています。
本来は理想的では無いですが、意外と何とかなるものです。
今回のフォトグラファーは、なかなか真面目な部分もあり、
被写体までの距離、ストロボの位置をメジャーで図っています。
「きちんと前に合わせていますよ」
という意味合いも含めています。
お客様の安心も必要ですから決して悪いことでは無いです。
面白パフォーマンス
セッティングを行い1名1名撮影をしていきますが、
このフォトグラファーは動きが面白いです。
「よっ」
「もう一丁」
「はっ」
何じゃそりゃ?と思いもしますが、自然と笑みがこぼれてきます。
動きは変人なのですが、これは狙いの一つであると信じましょう。
たんたんと進んでいきます。
全部で7名のバストアップですが、正面、左、右、さらに真顔、笑顔もあるので、実質6カットです。
1名あたりの時間は結構かかります。
使用する内容が決まっていないと、1名あたりの時間が多くなります。
人は15分も連続で撮られることは、結構耐えられないレベルです。
どのような使い方をするかを決めておくのはとても大切です。
今回のスケジュールは、
準備50分、
1名15分×7名で105分、
撤収などで20分、
全体で3時間での撮影ですが、
しっかりと撮影でき、十分な納品が出来たと思います。
![白バックポートレート](https://proscrew.co.jp/pscw-wp/wp-content/uploads/2023/10/pixta_68469366_XL-1024x683.jpg)