人物の撮影を行う場合、決まって出てくるのが「口角の上がった柔らかい表情で」「歯は見えないように」というニュアンスで、ほほが上がっているような表情になります。
いわゆる「笑わない男」みたいな方もいらっしゃるので、すべての方に笑顔というのはなかなか難しいところです。
笑顔だけど歯は出さない
笑ってはいけないし、真顔過ぎても怖い。
この絶妙な表情をどのように引き出せばよいでしょうか?
海外の方は歯を出すのが普通ですが、日本ですとあまり好まれません。
さらに「笑わない男」みたいな方もいらっしゃるので、すべての方に笑顔というのはなかなか難しいところです。
実は、意外かもしれない方法が効果的なのです。
一度は大爆笑
撮影を始めてから最初の半分は捨てカットで撮影をします。
その時に思いっきり笑わせることが大切です。
半分くらい過ぎてから、そろそろ口を閉じてだんだん真面目な表情に行きましょうとお願いすると、、、
不思議なことに口角の上がった柔らかい表情が完成してしまいます。
これも人物撮影を沢山行っていく中での一つの技でありますが、他にも「ウイスキー」って言っていただいたり、「イ」を言っていただくだけでも効果があります。
なんだか女性の美容法みたいになってしまいましたが、写真は一瞬の切り取りですので、非常に重要な要素であることは間違いありません。