■撮影仕様
撮影:フォトグラファー1名
拘束時間:2時間
納品点数:30点
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定期的に新店舗を展開する不動産のお店。
より良い立地が空いたためもあるでしょうし、
商圏を少しずらして、移転することもあるでしょう。
不動産の店舗は、思っているよりも頻繁に移動があります。
全国展開していると、余計にそう思ってしまいます。
実際にはこの広報部分を担っている担当者がいて、
担当からすると、会社から「このエリアの店舗の写真を撮る」
というミッションを与えられているわけです。
毎回どこの馬の骨かもわからないWebで見つけたフォトグラファーに
依頼するわけにもいきません。
出来ないことは無いでしょうが、とても労力を使いますし、
Webで完結するような安価なサービスだと、技量も不安です。
今回はそんな不動産の店舗の撮影のお話です。
依頼はピンポイント
「○月○日○時からお願いします。」
という具合に、ピンポイントで依頼があります。
これ、意外と困るケースがあり、地方の場合、ピンポイントだとスケジュールがうまく取れないことがあります。
かなり前もったスケジュールであれば良いのですが、直前でピンポイントだとどうにもなりません。
そのため場所によっては、
「○日では難しいでしょうか?」
逆に調整いただくこともあります。
上手くいくときは良いのですが、そうでないこともありますので、
「○日か○日」、もしくは「○日から○日の間で可能な日」
という形で依頼をいただけると確実です。
とはいえ新店舗の撮影の場合、営業開始前に撮影することになるので、
日程が限られるため、無理強いは出来ません。
どうしても難しい場合は、やや交通費がかさむ近隣から移動することになります。
新しい旗艦店は美しい
早速撮影に入っていきます。
今回の内容は、
・外観
・エントランス
・商談室
・会議室
・キッズルーム
です。
新店舗の場合の、お決まりパターンです。
全体の時間は2時間見ていただいていますが、
中の撮影だけなら1時間程度で終わると思います。
外観がある場合は、道路を挟んだ場合に人通りの問題があるため、20分以上は見ておきます。
大通りを挟んで撮影する場合は、えらく時間がかかる時もあります。
応接室、会議室、キッズルームは、方向違いや、角度のバリエーションを撮影していく、
一般的なパターンでこなしていきます。
床の反射が写真では微妙に見える
メインであるエントランスは、
こげ茶色の重厚な色の壁で、お客様をお出迎えしています。
ふと下を見ると、床が反射しています。
えらく光っていますので、反射してほしくないものも反射しそうです。
天井のスポットが床に映っています。
映ること自体は問題ないのですが、鏡のように映れば綺麗なのですが、
どうも歪んで反射しています。
これは床の大理石のような素材の影響だと思いますが、どうにも反射が綺麗に見えません。
バリエーションとして納品データは作るのですが、
天井のスポットライトが床に映っているカットは、使用しないでいただいたほうが良さそうです。
どれが選ばれるかわからない場合、少し余分に撮影しないといけないので、
納品点数が多くなってしまいますが、満足いただける内容にはなっていると思います。