■撮影仕様
撮影仕様:
フォトグラファー1名
拘束時間:4時間
納品:284点
▼動画ブログはこちらからご覧ください
いつの世の中になっても、美容というものの手段は尽きることがありません。
一次的な流行もあるでしょうし、テレビで紹介されたら即売り切れという商品もあります。
今回は、某高級ホテル内にある、美容系クリニックの撮影のお話です。
入るや否やちょっとびっくりしますが、
お顔の美容ということで、「なるほどな」と思われる内装もありました。
優しそうな人柄の男性院長先生
今回の撮影は、
・先生のバストアップポートレート
・院長のインタビューカット
・カウンセリングシーン
・内観や、施術室
・外観や、ロゴイメージ
となり、比較的一般的な医院の撮影であります。
まず最初に先生のポートレートから撮影します。
背景セットを組むようなオーダーではないため、白壁を利用して撮影を行います。
あれ?男性の先生なんだ。
勝手な想像で女性の先生を想像していましたが、男性の先生です。
医院の形態は、顔のアンチエイジングですが、男性の先生もいらっしゃるものなのですね。
エステ系だと女性ですが、整形の先生はほとんど男性かもしれませんし、
本当は驚くことではないのかもしれないです。
あまり決めつけるのは良くないですね。
顔のオブジェが出迎える
本当に驚くポイントは違うところにありました。
まず最初に店舗に入ると、何か視線を感じます。
誰かに見られてる。
「ん?誰?」
ふと壁に目線をやると、多くの人に見られています。
「えっ、顔!。」
顔の像が壁に埋め込まれています。
しかもズラリと沢山並んでます。
「みんな見てるよ~。」
「一歩踏み出して良いものか・・・。」
「それとも止まっているべきか。」
くだらないことを考えながら進みます。
不気味にも思える顔の像ですが、顔主体のアンチエイジングのクリニックのため、このような内装を施しているようです。
意味のある内装でした。
見る人によってはサスペンス劇場ですが、
コンセプトや意図がわかれば、納得できるものでした。
顔が動かなくて良かったです。
これで口だけでも動いたらえらいこっちゃです。
同時インタビューで時間が圧迫
今回は、医院の撮影としては珍しく、インタビューも同時に入っていました。
先生は久々の取材だったのか、顔が生き生きとしています。
アンチエイジングの先生なので、それが無くても行き生きしているのかもしれないです・・・。
そのハッスルした先生が、なかなかのトークを炸裂していきます。
「まだ内観撮れてないところあるんだよな~。」
と思いつつも、1時間が過ぎていきます。
「ちょっと長いな・・・。」
「もう、十分インタビューカット撮れているんだよなぁ。」
残りが30分ほどしかない時点で、担当者に断りを入れて、他の個所の撮影を進めることにしました。
一通り撮り終えると、まだインタビューしています。
途中で切り替えて正解でした。
インタビューが終了した時点で、終了時間になるという絶妙なタイミングでした。
先生は非常に柔らかく、女性の顧客にも人気がありそうで、
さすが高級ホテル内で営業しているだけはあります。
これからもたくさんの方のアンチエイジングをしていくことなのでしょう。