■撮影仕様
撮影仕様:
フォトグラファー1名
拘束時間:4時間
納品:302点
▼動画ブログはこちらからご覧ください
頑張れ飲食店!
と思う気持ちになる今日この頃ですが、
一歩外に出れば、飲食店が当たり前のように営業しているという、
この当たり前が経済を大きく回しているということに、気づきを与えてくれました。
毎日必ず食事をするという、最強の個人消費ですが、外食産業は30兆円に届く勢いが一転、
激減してしまい、当事者の気持ちは計り知れません。
今回は1件家の一部を改装して、隠れ家的なレストランをされている、Webサイト用の撮影のお話です。
装飾が一級品
店舗があるのは、神奈川の高級住宅地の一角です。
戸建てを改装して、完全予約制のレストランにしている知る人ぞ知るお店です。
外からはわかりませんが、一歩中に入ると、おしゃれな装飾で、店舗内が飾られています。
自身のセンスを全面に披露し、素晴らしくハイセンスな店舗です。
今回の撮影は約19カットで、4時間くらいで撮影という内容です。
そのうち半分が料理撮影。
半分は内観や、装飾、料理シーンです。
カットが多いかなと思いましたが、料理の物撮り以外を、ペース良く撮影できれば、特に問題は無さそうです。
料理もどうやら持ち帰り用のオードブルと、フルコースの撮影で、
さらに単品はその中から撮影できるということで、
直前に火を入れるもの以外は、ある程度作っておいていただけるようなので、撮影者に優しいです。
![料理2](https://proscrew.co.jp/pscw-wp/wp-content/uploads/2022/11/restaurant-g68de1aa9f_1920-1024x683.jpg)
なんと一卓のみ
撮影内容の半分近くは装飾ですので、きっとこだわりがあるのでしょう。
撮影していくと、値札が付いているものがあります。
どうやら手作りのグッズの販売もしているようです。
センスの良い飾りばかりと思ったら、手作りのものだからなのですね。
そういう技術も持っているから、
自身を持って装飾を多く取り入れることが出来るのですね。
納得です。
![料理3](https://proscrew.co.jp/pscw-wp/wp-content/uploads/2022/11/restaurant-g342e2be59_1920-1024x683.jpg)
装飾を撮るのもオーダーの一つですが、とにかく多いと言ったら申し訳ないですが、
とにかく装飾が多いので、納品データの3分の2くらいは装飾になりますね。
思ったよりも装飾に時間がかかってしまいますが、撮るものすべてが美しいので、飽きが来ません。
内観撮影で気づくことがあります。
もちろん入った時から気づいていたことですが、完全予約制のため、席は4人掛けの一卓のみです。
お一人でやられていることや、全てがこだわりのものであるため、
一組一組の予約で行われているのでしょう。一卓のみという作りも、またこだわりを感じます。
もし自分で食事をするとしたら、ちょっと緊張してしまうかもしれません。
美しい装飾が施された、料理の数々
立地も一流、装飾も一流、当然料理も一流です。
見た目から何もかもが違います。
素敵な食器に、美しく盛り付けられた料理。
ドライフラワーなどの装飾を交え、撮影していきます。
よく高級店では、大きなお皿にちょこんと料理があるというのを見かけますが、
そういうものって、料理が少なく見えてしまい、
撮影でも料理に寄ったものと、お皿まで入れたもの、
どちらが良いのかという問題が出てきます。
たしかにそれに似たものもあるのですが、
装飾とのバランスが絶妙に良く、料理が少なく見えることもありません。
お皿や装飾まで入れたものが、このお店の料理の完成形であることが伺えます。
最後にシェフのポートレートや、調理シーンを撮影して終了です。
ここまですべてにおいて完璧なお店は、なかなかお目にかかれません。
きっとこのお店は不況知らずで、予約で埋まっているのでしょう。
![デザート](https://proscrew.co.jp/pscw-wp/wp-content/uploads/2022/11/hd-wallpaper-g9a2ef7ff1_1920-1024x683.jpg)