■撮影仕様
撮影:フォトグラファー1名、安全確認員1名
拘束時間:12時間
納品点数:静止画575点、動画7点
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グランピングっていいですよね。
道具を持っていなくても、素敵な設備と食材で、キャンプやBBQを楽しめ、
設備もとてもラグジュアリーな施設が増えてきました。
初心者の方や手軽に楽しみたい人にとっては、良い施設だと思います。
今回は新たに開業したグランピング施設の、料理と施設と、ドローン撮影のお話です。
膨大なカット数をどうやって撮影しようか
全日に支給された撮影リストは、ざっと3日分はあります。
詰めても2日はかかる量だと思います。
今回起用しているフォトグラファーは、
撮影歴も長く、スチール・ムービーもでき、ドローンの免許も持っているという、スーパーマンです。
しかし、置きポンになるけど、なんとかするという心強い言葉もありつつも、
不安いっぱいで当日を迎えるしかなく、撮影に望んでいきます。
料理がメインで膨大な撮影量があります。
決して1個1個の単品がメインではないのと、雰囲気を生かせるものであるため、
地明かりを生かしつつ、手分けして準備をしていくことにします。
撮影対象を自分で作る!?
食材などの説明を一通り受けると、施設の人はいなくなります。
???
そうです。
グランピングなので、自分たちで作るのです。
初めてです。
料理の撮影で、料理を作ることになるのは。
幸いなことに、カメラマン以外にお客様含め2名いるので、
準備を先行して、効率よく撮影していけるようにしていきます。
正解がわからないところもありつつも、
カメラマンがキャンプ系の知識が豊富だったため、
初見でも上手く導いてくれます。
「これは富士山溶岩ですね」
「これ、高いんですよね~」
何で知ってるの?と思ってしまいます。
食材は地元で採れたものがメインで、焼きものが多くあります。
やはり旨そうです。
よだれが出てきそうなくらいです。
早朝から移動しているため、我慢が出来ません・・・。
朝しか撮れないドローン
富士山のふもとにある施設です。
朝一番の富士山は圧巻です。
特に東京からいくと、徐々に富士山が大きくなり、わくわく感が増してきます。
前日まで天気の心配はありましたが、
早朝は晴れていて、見事な富士山を望むことが出来ます。
富士山を望む施設のスチールと、ドローンは、午前中が撮影チャンスです。
午後になるとガスが多くなり、富士山が隠れてしまうことが多いからです。
カット数が多く、優先したいものも多い中、
なんとか朝のカットを素早く撮ってきます。
ドローンは安全確認員が必要になるため、2名体制で行う必要があります。
ドローンの空中姿勢保持や、安定感はすごいですね。
強風だと飛べないこともありますが、空中での撮影がこんなに身近になる日が来るなんて。
と思ってしまいます。
時間がかかりつつも、何とか1日で全カットの撮影を行いましたが、だいぶヘトヘトです。
後から聞いた話では、写真の評判が良かったようで、頑張って撮影したかいがありました。