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フレグランス02

商品撮影 限られた時間でもハイクオリティなイメージカットを

■撮影仕様

撮影:フォトグラファー 1名、アシスタント1名
拘束時間:5時間
納品:11点

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撮影の業界も、見通しが良くなってきました。
コロナで昨年無かった撮影が復活したりと、良い話題も聞こえてきます。

商品撮影 はコロナにかかわらず無くなったりはしませんが、
企業によっては売れる売れないがはっきりしているカテゴリーもあるため、
様々な企画変更があったと思います。

今回はフレグランスの撮影で、会議室を利用した物撮りのお話です。

スタジオでは無く、会議室で物撮り

物撮りを行う場合、フォトグラファーの立場からすると、
スタジオの広い空間で、セッティングしやすい環境の方が良いに決まっています。

真夏の出張撮影で、大荷物を搬入するだけで大汗をかくことも多く、
撮影前に疲弊してしまいます。

もし、スタジオを使用できるなら、
様々な機材を使えて撮影も効率的ですし、より良い撮影が行えることでしょう。

しかし、スタジオやスタジオ機材の費用も、
決して安いものではありません。

1時間1万円以上かかるスタジオがほとんどで、
機材レンタルもするなら、5万円ほど予算を組むことになってきます。

これは使用用途によっては捻出出来ません。
広告案件なら問題ないはずなのですが、Webで展開する画像だと、
会議室で撮ってくださいとなってしまいます。

出張撮影で持ち込める機材は限られますが、
それでも要望に応じられるように準備していくことは可能です。

むしろお客様にとってはその方が楽ですから、
出張撮影での物撮りという需要は、一定数存在するのかと思います。

外観イメージ

時間計算が難しい

物撮りの場合、どの程度を求めているかによって、かなり時間の変動があります。

二つ返事で、「1カット10分くらいでできますよ」なんて言ってしまったら、
えらいことになる場合もあります。

イメージをセッティングしていくために、1時間くらいかかる場合もありますし、
PR素材用ならば、シンプルな無地背景のため、
商品サイズが同じくらいであれば、同じセッティングのまま連続で撮れるものもあります。

時間を事前に計算し、把握するためにも、
撮影イメージはとても大切です。

フレグランス03

今回の場合、事前に撮影内容の資料があり、
適格なイメージ資料があるため比較的わかりやすい内容で、
・背景を作りこむイメージ4種類
・PR素材用のカット6種類
という内容でした。

こういう内容をいただけていれば、
・イメージカットの準備40分
・イメージカット45分×4カット
・PR素材用への切り替え20分
・PR素材15分×6カット
という大まかな計算は出来るため、全体5時間で撮影できる想定が出来ます。

まぁ、もう少し余裕を持ちたいところではありますが、
会議室で行う物撮りとしては、これくらいの計算が妥当かと思います。

納得のクオリティのイメージカット

会議室でイメージを作るという行為自体は、
さほど複雑ではないのですが、演出する道具は必要です。

この撮影の場合は、それらの道具をお客様が持っているため、
それらを利用してイメージを作っていきます。

やはり求められるのはセンスでしょうか。
物撮りを良く行っているフォトグラファーの経験とセンスが思いっきり出てきます。

セッティングはもちろんですが、光の使い方も良く、
お客様の確認もほぼ一発OKになります。

あとは時間が限られているため、詰める作業をどの程度までにするかという、
フォトグラファー自身の加減だけです。

イメージの物撮りは、いくらでも詰める作業が出来ますので、
1カットで半日や1日かけることだってできます。

さすがにそこまではしませんが、非常にクオリティも高い撮影が出来、
お客様も非常に満足していただけたようです。

フレグランス01

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