■撮影仕様
撮影：フォトグラファー 1名
拘束時間：6時間
納品点数：205点
▼動画ブログはこちらからご覧ください
日本は現在高齢化が著しく進んでいます。
どんな国でも経済成長時は子どもがたくさん生まれ、
経済が停滞してくると少子高齢化になっていくようです。
また寿命が長くなったことや、共働きが多いため、
昔のように家で父母の面倒を見るというのは、非常に厳しい状況かと思います。
今回はそんななかこれからの時代に非常に重要になると思われる、
老人ホームの採用ページ用の撮影のお話です。
香盤表が的確
大きく分けていくと、
営業、介護、看護、調理を担当する社員の、ポートレートや業務シーンになります。
登場人物が入れ替わりであるため、香盤表が必要です。
制作会社が作る香盤表は、一般的に詰め込み型が多いですが、
今回はしっかりと「碁盤の目」のような、本物の香盤表になっていて、
非常にわかりやすいです。
約10名の社員の方に登場いただき、組み換えもあるので、
先方に対する気遣いも感じ、登場するスタッフの方も、
安心して撮影に臨めるものだと思います。
笑顔が素敵な先輩社員
皆様当然撮影慣れしているわけではなく、
少しハニカミながらという部分はありますが、
非常に協力的で、普段からのお仕事で培ったものが、滲み出ているように思います。
若い方が多く、生き生きとした姿を感じます。
介護関係の職業は、厳しい労働環境で、日勤、夜勤もあり、
疲弊感が出ていたら困ると思っていましたが、
全くイメージが異なりました。
みなさん笑顔が素敵ではつらつと働いています。
これなら入居させる保護者も安心できるのではないでしょうか？
おそらく会社の待遇や社風が良いからこのような表情が作れるのでしょう。
一般的に離職率が高いと思われている業種かもしれませんが、
今回登場する方たちの写真を見れば、不安を払拭できると思います。
応募する方にとっても、写真で空気感がわかるというのも良いと思いますし、
満足できるもになったと思います。
やはりカット数は多い
採用系や会社案内系は、カット数が多いです。
今回もバリエーション含め60近くはあります。
メチャクチャということでは無く、バリエーションで多くなっているところも有り、
無理のない範囲でスケジュールが組まれています。
15分刻みでシーン切り替えがあり、カメラマンも大変な状況ではありますが、
老人ホーム会社にとっては一大イベントだと思います。
この撮影が上手くいかないと、協力いただいた様々な方に迷惑がかかりますので、
移動が多いながらも皆様にご協力をいただき、終始和やかな雰囲気で撮影が出来たと思います。
皆様の素敵な笑顔と気遣いで、きっとこれからも評価の高い施設になるのでしょう。
