社長様や役員様の撮影でのお話です。
何度も経験していると、両極端だと思うことがあります。
一つは、「俺、写真嫌いだからさ。まだ?まだ終わんないの?」と言う写真嫌いな方。
もう一つは、カメラマンの言う通りに動いていただける方です。
一つ目の俺撮影嫌いだからとおっしゃる方は、一代で築き上げたオーナー社長に多い気がしています。
数千人規模の大きな会社の代表の方であればなおさら、ご自身が広告塔であるという事をご認識していただき、撮影に協力していただきたいと思うばかりです。
二つ目のご自身の露出する意味をしっかり把握されていて、カメラマンのいう事を聞いていただける方は、超が付くほどの大企業で、社長まで登りつめてきた方に多い気がします。
撮影会社がとやかく言うことではないかもしれませんし、勝手な解釈かもしれませんが、このような傾向がある気がしています。
もちろん大変な努力をされたTOPの方ですから、いろいろ考えることがあり、機嫌の良し悪しもあるのかもしれません。
20回シャッターを切っても、ベストな表情は1枚だけだったりします。
その表情が数百万人の人に対して露出していくわけですから、写真を撮られることがどれだけ大切なのかがわかると思います。