■撮影仕様
撮影:フォトグラファー1名|拘束時間:5時間|納品:約42点
何かと話題に上る病院ですが、新たに病棟を増設する病院もあります。
今回は老舗オフィス家具メーカーの納入事例の撮影です。
場合によってはカタログに転用もされるので、しっかりとした撮影が必要です。
撮影依頼時の指示
何度依頼をいただいていますので、おおよその感覚はつかめていますが、建物や商品は毎回異なります。
今回はフロアが5フロアもあります。病院ですので、病室を全部撮ったら1日では終わらないでしょう。
同じような部屋で、同じ商品しか置いていなければ、基本的な部屋のみを撮影すれば済みます。
それらを踏まえて図面に撮りたい方向がわかる指示をいただきました。
図面でポイントとなるアングル指示があると非常にやりやすいです。
この指示は絶対である必要は無いです。
担当者も仕上がりを見れていない状態で指示をしていますので、
現地でより良い角度や判断があれば、場所を変えて撮影してほしいと言われています。
いずれにしても、基礎となる指示をいただけるのはありがたい話で、現地での判断やバリエーションも撮りやすくなります。
商品よりも空間
実際の撮影では、商品を納入しているのですが、商品に寄るというよりも、ほぼ空間撮影に近い形になります。
実際に設置されているシチュエーションですから、いわゆる設置事例の意味合いが強いですので、営業ツールとしても最適かと思います。
ところが撮影中に病院が営業しています。
人がなかなか途切れません。
特にロビーなど広い空間は時間がかかってきます。
このあたりは担当者も理解されていて、長めに時間を取っていただいています。
予定の集合写真は?
こういう撮影の時に、依頼者の意志とは別で、業務外の写真を撮ることがあります。
今回も事前に集合写真を撮りたいという話があり、人数などを確認していました。
しか~し、コロナ禍での撮影です。
感染に気を使っているスタッフでも、集合写真時はマスクを外して密着することになります。
本当に良いのでしょうか?全員スタッフが揃うのでしょうか?
現地に行くまでわかりませんでしたが、やはり集合写真は中止になりました。
あまりついでに行うような撮影ではないですので、中止で良かったかと思います。
全国各地で定期的にやらせていただいていますが、これも地方ネットワークを持っているプロスクルーであれば窓口が一つで済みますので、担当者にとっても楽ではないかと思われます。
また、各地で行うため、注意事項を作成して、フォトグラファーと共有してから行っています。
どこを気をつければ良いのかの情報共有もスムーズですので、依頼から実施までも素早く可能です。
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