■編集仕様
撮影:無し|編集:カット編集、タイトル・名前テロップ・和訳テロップ挿入|納品:動画4本(約30分×4本)|媒体:YouTube配信
ふとしたことで流行りは変わっていくものですが、イベント等がなかなか出来ない中、動画の配信を行う企業が多くなりました。
毎年海外からスピーカーを招いて行う講演も、配信に切り替わっています。
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ライブ配信動画風の編集
最初にお声がけいただく前は、「きっとZoomでライブ配信か事前に録画したものを流すだろうから、仕事としては無いだろうな。」と思っていました。
ところが、編集だけをお願いしたいという依頼をいただきました。
これはいったいどういう事だろう?
事情をお伺いしてみると、海外との通信が切れたりする傾向や、イベントと違い同時通訳を行うことも難しという事でした。
事前にZoomで講演をしていただいたものを、不要部分をカットしたり、少し編集したり、タイトルやお名前、話し言葉の翻訳テロップを挿入し、前後にコーディネーターの挨拶動画を入れて、配信準備をしておくというものでした。
不安的中
お客様も不安に感じていたようで、ヨーロッパ1か国、東アジア1か国、東南アジア2か国、全4本の海外とのやり取りの収録立会から行いました。
懸念の通り、通信が不安定だったり、途中で切れてパワーポイント画面の復活が出来なかったりと、いくつかの不具合がありました。
2名で出演される方は、途中で画面切り替えを行う予定が、うまくつながらず、一つのPCを横に並んで使用するという、ちょっとおもしろい絵もありました。
立ち合いがあったおかげで、どこかおかしかった部分を気にして編集することもできるので、作業はとてもスムーズに進行いたしました。
最後は中1日で編集
しかし4本中最後の1本の収録日程が決まりません。
配信日から考えて、この辺でいいだろうと勝手に思われていたらしく、ギリギリの日程になってしまいました。
今回の場合翻訳があるため、翻訳期間も早くて一週間はかかります。そして翻訳が入るのが納品の3日前・・・。
中1日で編集できるよう時間確保し、修正こそありましたがギリギリ間に合いました。
Zoomで日本人が講演する場合は、そのまま流すだけですので、編集としての仕事は無いですが、
翻訳して事前に準備する場合は、こういう編集だけの仕事も存在するのです。