■撮影仕様
撮影:カメラマン1名、アシスタント1名|拘束時間:2時間|納品:写真104点 動画ファイル7点
人事組織コンサル会社の、事例用インタビュー動画の撮影を行いました。
コロナも収まりつつある陽気の良い日で、動画収録と写真撮影の両方です。
別々の人で行う方法と、一人で行う方法がありますが、今回は「一人でできますか?」というご要望もあり、
両方できる人が都合良くスケジュールがはまり、実施に至りました。
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準備は時間との闘いに
日程とカメラマンを決めた時点では、時間については分かりませんでした。
撮影日が近づくにつれて、準備時間が無いことが判明いたしました。
交渉してなんとか準備時間を30分だけいただきましたが、2カメの準備と、照明、マイクとバタバタです。
インサート用のカットの場所も確認が必要です。
終わりの時間もきっちり決められていて、非常にタイトな内容です。
結構無謀なことをしてしまったと反省していますが、2カメの動画を操りながら、静止画も撮っていく必要があります。
静止画と動画を同時に撮影するために
通常ならば、ストロボ光とシャッター音が入るため、動画の合間にフォトグラファーが対応する方が好ましいですが、今回は一人です。
ストロボを使用せず、ミラーレスの電子シャッターのみで対応をしていきます。
これで動画の収録中でも写真撮影の対応が可能です。
インタビューものくらいであれば、電子シャッターでもいけるものです。
ちなみに電子シャッターにはメリットとデメリットがあります。
メリットは、
1.無音撮影が可能になること。
2.無振動で機構のブレを抑えられること。
3.高速連写が可能になる事。
デメリットは、
1.動体に対する歪みが発生しやすいこと。
2.フリッカー出やすいこと。
3.ストロボの同調速度が遅く使えないこと。
メリットばかりではないのです。
声を出せない場所で、対象が動かず、明るさが確保されている必要があるのです。
そのため、そのような技量や経験を持った人が必要になるのです。
灼熱のインタビューで汗が止まらない
実際のインタビューは、インタビュアーを人事コンサル会社の取締役がおこなうため、実にスムーズな引き出し方をされています。
ところが・・・。
汗が垂れてきます・・・。
だんだん垂れてきます・・・。
質問の合間に汗を拭いていただきます。
これは、寄りのカットが厳しいかもしれない。
インタビューが始まる前に、熱いことが分かっていたため、エアコンについてを確認しましたが、集中管理のビルで、操作は出来ないようでした。
終始汗は出ていましたが、引きの映像では目立たなかったので、使う分には何とかなりそうです。
45分ほどでインタビューが終了し、組織改善点数の高かった企業への表彰を行います。
ここで動画から写真に切り替えてシャッターを切ります。
・・・シーン・・・
電子シャッターのままでした。
人物を撮影する際は、シャッター音の有無で被写体に対するわかりやすさもありますね。
最後にカフェスペースでインサートカットを少しだけ撮影させていただき終了いたしました。
最初はバタバタでしたが、なんとかうまくまとまることが出来ました。
今後、時間が無い中では人員を増やして、よりスムーズに進行していこうと思います。