■撮影仕様
撮影：カメラマン 1名
拘束時間：1時間
納品点数：47点
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皆様は住居を選ぶときに何を参考にしますか？
見た目、広さ、眺望等、様々な選定要素があると思います。
そんな中、視覚でほとんどの情報を得る人間にとっては、
写真で想像を膨らませることになると思います。
高級な分譲物件なら、素敵な家具が入ったお部屋の写真もあるでしょう。
賃貸物件でも、プロが撮影したものなら、見栄えがだいぶ異なります。
今回はそんな不動産物件の撮影のお話です。
賃貸物件の予算
いくら良い写真が掲載されているほうが良いと言っても、
予算が無限にあるわけではありません。
今回は賃貸物件のため、先々共通で使用できる、
外観や、周辺環境写真がメインになります。
周辺環境の写真って結構大変なのですよね？
分譲なら、担当者と一緒に半日回って撮影することが多いと思います。
しかし賃貸物件の場合は、そのようなタイプのものではありません。
限られた予算の中で撮影できるようにするしかありません。
依頼は、外観と周辺環境という言葉のみで、
どこを撮影したいのかがありません。
撮影場所を考える
もう少し指示や希望が欲しいところですが、学校や病院や駅など、
周辺の主要なものを見繕って、徒歩1時間程度で撮影できる範囲で考えます。
これを行うことによって、
お客様もこれで内容が問題ないかわかっていただけますし、
「これがほしかったのに」というトラブルも避けられます。
不動産の周辺環境は、
小学校、中学校、幼稚園、駅、公園、コンビニ、スーパー等、
その物件から数百メートルの範囲で、伝えておきたい施設を撮影します。
もうこの時点で1時間撮影では無いですが、
今回はこちらで考えて提案を行うことにしました。
考えると言っても、現在は地図ですぐにわかりますので、
撮影地をつなげて徒歩で行けるルートを作ります。
こうして、物件を含めて10カ所の、撮影リストが完成しました。
効率良く街歩き
まずは最初に物件の外観です。
比較的周りの建物が多いため、近くでは良い外観が撮れません。
そのため、近くの端からも撮影します。
その後は、周辺のコンビニです。
徒歩数分で行けるコンビニがあるため、外観を撮影していきます。
少し離れて、駅周辺には、大きい病院やスーパーマーケットがあり、
駅入り口を含め、撮影を行います。
まだ夏前だというのに、大分暑いです。
歩きながら撮影すると、汗が止まりません。
最後に学校を数件撮影していきます。
一番離れた学校を撮影し、終了です。
今回は1時間の費用で撮影を行いましたが、
事前準備を含めると決して収益が上がるものではありません。
しかし、撮影した写真は、ずっと使用できる良いものになったと思いますので、
お客様も十分に満足していただけたのではないかと思います。
