■撮影仕様
撮影:フォトグラファー2名
日数:3日間×1名、2日間×1名
拘束時間:4時間×1日、8時間×1日、11時間×1日、10時間×1日、7時間×1日
納品点数:2292点
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もともと日本は「お・も・て・な・し」という文化があると言われています。
ところがこれは日本国内でのイメージだったかと思います。
昨今、外国人観光客の急増により、外国人向けに様々なものが整備されてきています。
むしろ日本人向けよりも、外国人向けの案内の方が充実している場所もあると感じます。
もともと単一民族で、他の人種に免疫が少ないこともあるかもしれませんが、
迷惑がかからないように、恥ずかしくないように、
といった部分も大きいのかもしれません。
このように今の日本は、外国人観光客に頼りきっていますし、
むしろそれが当たり前になっているのです。
今回のお話は、外国人観光客向けに提供するイベントを、
外国の旅行業者向けに紹介するツアーのお話です。
二つのグループで同時進行
今回のツアーは、二つのエリアで、二つのグループが同時進行になります。
このようなことも無理なく出来るのは、プロスクルーならではの撮影かと思います。
一つは、立川、八王子エリア、もう一つは、銀座、六本木、有明エリアとなっています。
外国人向けというと東京中心部のイメージが強いですが、
最近は郊外も人気があるようで非常に興味深いです。
外国人観光客のイメージとしては、以前からある「爆買い」がありますが、
これはある特定の国の方が、自国で買うより安いという、
昔の日本人がおこなっていた行動と同じで、否定は出来ないところです。
一方、欧米の方には、日本の自然を楽しむというのも、
ずいぶんと人気があるようです。
![観光イメージ2](https://proscrew.co.jp/pscw-wp/wp-content/uploads/2024/01/pixta_39310638_XL-1024x708.jpg)
山登りのコースは疲れます
立川、八王子エリアでは、なんと山登りが含まれています。
もちろん、本気の登山ではありませんが、
歩く距離も、坂も有り、その間撮影をしていかなければいけませんので、
カメラマンにとっては非常に労力がかかります。
登山割り増しという設定はありませんので、カメラマンも大変だったでしょう。
![観光イメージ4](https://proscrew.co.jp/pscw-wp/wp-content/uploads/2024/01/pixta_40738289_XL-1024x683.jpg)
さらに別ルートから、別の動画カメラマンも入っていて、
あまり干渉することは無かったですが、同業者がいると、少し意識することもあります。
しかもずいぶんと長く動画を撮っていますので、あとで編集するのが大変だったはずです。
撮影は、集中しているため、見た目よりもはるかに疲れます。
それに山のぼりが加わると、なかなかヘロヘロになります。
モダンなコースは日本らしい?
一方で、銀座や六本木、有明のコースは、日本旅行でよく知られた場所が多いです。
お寺や、屋形船、着物体験など、外国人が想像する日本のイメージでしょうか。
これはこれで当然かと思いますが、
個人的には、狭い路地の飲み屋や、昔の闇市の名残がある商店街なんかもあると、
外国人は興奮するのではないでしょうか?
小奇麗にした場所よりも、古き日本らしい、庶民らしい場所が、
本当の日本らしさのような気もします。
安全な旅行を提供するうえでは、難しいのかもしれませんが、
新橋のガード下の飲み屋で夕食というのがツアーに入っていたら面白いと思います。
こうして2コースで、全5日間の撮影が無事に終了しました。
楽しい日本旅行が提供されることを期待しています。
![観光イメージ3](https://proscrew.co.jp/pscw-wp/wp-content/uploads/2024/01/pixta_30310075_XL-1024x683.jpg)